システム構築

DXをドライブする要素技術として、ビックデータ解析を中核にインテグレーション・サービスを提供いたします。

製造業MRP

MRP構築・運用・保守サービス

  • ジャスト・イン・タイム方式
  • 見込み生産
  • 受注生産
  • 繰返受注生産
  • 個別受注生産
  • 連続生産
  • ロット生産
MRP:Manufacturing Resource Planning : 製造計画システム
詳細
製造業MES

MES構築・運用・保守サービス

  • 作業スケジューリング
  • 生産資源の配分と監視
  • 工程管理
  • 作業手配・製造指示
  • 保全・保守管理
  • 実績分析
  • 品質管理
  • その他計11ファンクション
MES:Manufacturing Execution System : 製造実行システム
詳細
ビックデータ解析

IoTインジェスション・サービス

  • 人の導線情報
  • 環境情報
  • 設備監視
  • 品質監視
  • 人による監視結果報告
  • 設備メンテナンス情報
  • etc.
IoT:Internet of Things
IoT機器からのデータ収集・インテグレーションサービス
詳細
ビックデータ解析

データエンジニアリング・サービス

  • 自動車データ収集
  • 人の移動データ収集
  • ドキュメント管理
  • 在庫見える化
  • 会員サイト
  • etc.
詳細
ビックデータ解析

データアナライシス・サービス

  • 需要予測
  • センサーデータの分析による異常動作の検知
  • メトリクスにおける異常の検知
  • ドキュメント分析
  • 画像と動画の分析
  • パーソナライズされたレコメンデーション
  • 不正防止
  • Chatbot
  • etc.
詳細
マイクロサービス

デザインパターンを活用したDX向けアプリケーション・アーキテクチャ・モダナイゼイション・サービス

  • Strangler/Tolerant Reader
  • Sidecar/Polyglot Programming
  • Database per Service/Polyglot Persistence
  • Service Instance per Host / VM / Container
  • Service Registry/Service Discovery
  • Circuit Breaker/Health Check
  • Bulkhead
  • API Gateway/Backends for Frontends
詳細

MRP構築・運用・保守サービス

 日本瑞友は特定のパッケージに依存することなく、お客様が選択したパッケージのインテグレーションから運用・保守まで一貫したサービスを提供いたします。またMRP単体だけでなく、MRPと連携する会計・受発注(EDI含む)・営業の見える化・設計(BOM)・MES連携等幅広く対応(ERP)いたします。

日本瑞友が支持される理由

 10年以上にわたり”非鉄金属”、”金属製品”、”一般機械器具”、”電気機械器具”、”輸送用機械”等の経験を積み、現場とのコミュニケーションを重要視した上で、ToBeをお客様と共に協議する姿勢が最も支持されています。勿論品質・生産性・コストを高次元で確立する方法論に基づいて開発・運用・保守を実施する事に裏付けされています。

BOMの整理

 MRPではBOM(部品構成表)に従って生産に必要な部品と資材の所要量を計算します。従ってBOMは言わばMRPの生命線なので、MRPシステム導入以前にBOMの整備、及び稼働後もBOMメンテナンスを適切実施しなければMRPは機能しません。

部門間コミュニケーション

 MRPを導入しても生産活動はいつも計画通りに進むわけではありません。特に顧客都合の仕様変更・発注変更・計画変更は常に発生するものなので、それらへの緊急的な対応が必須です。MRPは一般的には月次・週次・日次での計画作成となるので変更に弱いと一部では言われていますが、その点は製造・設計・品質管理・物流・購買・営業などの部門間で綿密なコミュニケーションを取り、変更を即座に反映させるようにしてカバーしていく必要があります。

MRPからERPへ

 MRPという生産管理手法は次にMRP2に発展し、現在はERPへ行き着いたと言われています。MRP2は基準生産計画とBOMによって効率化される生産活動の管理項目を、資材だけでなく「人材・設備・製造リードタイム」など生産に関わる全ての能力に発展させより総合的観点から生産活動を管理します。

 ERPは、MRP2の概念を更に発展させ、管理項目を経営全体に行き届かせるための管理手法です。今ではERPといえば、「生産・財務・会計・人事・販売・調達など基幹業務と呼ばれるプロセスを効率化するための統合システム」と認識されています。

 ERPで基幹系システムを統合することにより、各システムで生成されるデータを統合し、分析することで経営の最適化を図ることが可能となります。

モノからコトへ、サービタイゼイション

MES構築・運用・保守サービス

 現在、日本の製造業は世界トップレベルの強さを誇っていますが、この強みが10年後には失われかねない危機的状況にあります。その理由は、ドイツが取り組むインダストリー4.0や、米国が取り組むIIoT(産業のインターネット)/CPS(サイバーフィジカルシステム)によって、製造業の競争ルールを変えようとする動きがあるためです。

 製造業の強さとは、徹底したコスト管理と生産現場の効率化による生産性の向上だと言えます。このうち、生産性を高めるためには、ヒト・設備・時間と言った限られた生産資源を、状況に合わせて最適化する仕組みをつくることが重要です。

MESの役割

 製造は「詳細な良品条件を作り、製品のバラツキを抑える仕組み」が必要となります。その中心的な役割を担うのが、製造オペレーションの情報管理を行う「MES」です。

製造コスト削減

 MESは、作業状況や在庫の把握をリアルタイムで行えるため、工場内のムダを削減できます。たとえば、突発的な在庫の変更が起こっても、臨機応変に手配することが可能です。また、蓄積されたデータによって機械のトラブルや異常傾向を発見し、不良品の発生を未然に防ぎます。

トレーサビリティの確立

 トレーサビリティとは、製品やその部品、原材料の流通経路を辿ることで生産段階まで追跡可能である状態のことです。各製造工程で行われた生産実績を把握し、設備、レシピ、部品、作業者、時間、加工・測定データなどの状況を把握できます。

技術の承継

 現在、技術の継承を可能にしているのは、熟練技術者のノウハウ「匠の技術」です。環境や設備の違いを、熟練技術者の暗黙知(アナログ)がカバーしているのです。

 しかし、このやり方では技術が属人的になってしまいます。これまでは、人から人へ長い時間を掛けてその技術を後継となる若手技術者を育成して技術継承を行ってきましたが、人手不足によってその若手技術者の確保が難しく、さらに長い時間が掛かる育成も困難となっています。

 こうした中で、製造オペレーションの形式知化(デジタル化)の鍵となるのが、MESに蓄積されたデータです。MESに蓄積されたデータを誰でも簡単に共有利用できるようにするのです。

MES実装支援

 MESは標準化団体MESAにより、11の機能群があると定義されています。11の機能は全てが必要なわけではなく、日本瑞友はお客様環境の上位層、下位層の仕組みを考慮した上で下記11項目を見極め実装支援をしてまいります。

  1. 生産資源の配分と監視など現場の準備はできているか?
  2. 作業順位、設備やラインの割り付けなど作業のスケジューリングはできているか?
  3. 製造指示や仕掛品の管理、指示変更の差立て・製造指示はできているか?
  4. 図面や仕様書など正しく示され、基準を守られているか?
  5. 作業の実績や記録が必要はタイミングでできているか?
  6. 作業者の割当や監視など作業管理はできるいるか?
  7. 製品の品質や解析など検査業務の管理ができているか?
  8. プロセス制御や作業者の意思決定支援、異常時の処理、管理ができているか?
  9. 設備の事後、予防、予知など保守・保全管理ができているか?
  10. 製品履歴管理、ロットトレースなど追跡と製品体系の管理ができているか?
  11. 実績データの蓄積、比較など実績分析やその可視化ができているか?

ビックデータ解析 – IoTインジェスション

 これまでドイツやアメリカ・中国の製造業が、積極的なICT技術の利活用を進めてきた一方で、日本の製造業はICTの利活用が遅れていました。特に、IoTなどセンサーを活用した品質、生産性、技術継承、経営改善に向けた稼働状況の「見える化」、データによる改善活動において特に遅れが目立っています。これからの製造業は、インダストリー4.0に代表されるIoTの利活用により、工場内、工場間、企業間が繋がることによる、新しい価値の創出が求められています。

工場にIoTを導入するメリット

 工場にIoTを導入すると、生産性や品質が向上したり、製造業における技術の継承を行えるなどのメリットがあります。それらは、経営課題を解決することにつながるでしょう。ここでは工場にIoTを導入するメリットをご紹介します。

品質の向上

 IoTの導入によって、工場内の機器や設備の情報をデータ化して収集・蓄積することができます。製品の生産情報や検査情報など、製造現場の稼働状況をより細かいレベルで把握することが可能です。また、蓄積したデータを分析することで、問題が発生した際の原因究明が早期に行えたり、トラブルを未然に防ぐことができるなど、より安定した製造につなげて品質を向上させることができます。

生産性の向上

 IoTによって製造ラインの稼働状況を細かく把握することができるため、生産活動における課題を早期に発見し、改善していくことで生産性が上がります。設備の状態もリアルタイムで監視できるため、設備不良による生産ラインの停止を防ぐことができ、無駄なコストを発生させず高い生産性を維持します。

技術の承継

 IoTでは従業員ごとの技術や知識の情報もデータベース化します。技術力の高い従業員のデータを数値化して分析し、スマートデバイスを使った教育やトレーニングを行うことで、技術の継承がしやすくなります。また、優れた技術やノウハウのデータは産業ロボットに反映させることで、人材不足を解消できるメリットもあります。

経営改善

 IoTで設備状況をリアルタイムに把握し、設備要因のトラブルを防ぐことで、不良品を減らすことができます。不良品が発生する原因やトラブルの分析が可能になり、結果的にコスト削減につながります。
 これまで人が行っていた生産日報や検査記録などの情報は自動データ化できるため、非生産作業を減らすことができます。生産性の高い作業と低い作業を分析して生産性を上げていくことができれば、コスト削減だけでなく利益増加につなげることも可能です。

IoT導入に向けてのシミュレータ

IoTデバイスシミュレータ

 本シミュレータは、IoT導入のメリットを具体的にどの様な形で享受可能となるかの、データ発生エンジンです。このエンジンを利用して、「データエンジニアリング・サービス」、「データアナライシス・サービス」を組合わせることで価値を創造します。尚、ログイン情報は下記お問合わせか頂くか、担当営業にご連絡くださいませ。

お気軽にお問い合わせください。03-5806-1921受付時間 9:30 – 17:00 [ 土日・祝日除く ]

お問い合わせはこちら お気軽にお問い合わせください。

ビックデータ解析 – データ・エンジニアリング・サービス

 自動車会社のデータビジネス、製造業のデータ集積サービス、保険業のデータ移送サービスで培ったノウハウを活用して新たなデータ・エンジニアリング・サービスを提供致します。ベースはETLツール (Talend, Ab Initio等)とData Lake (Hadoop, Cloudera SDX, AWS S3, その他DB), DWH (Snowflake, Redshift, EMR, その他DB)の構成で、SoR/SoE/IoTで発生するデータをマネジメント致します。

 また新しいサービスとしてはData Lakeにマイクロサービス/GrapQL経由のWeb-UIを実装する事により、SoR/SoE/IoTデータ有無は問わず、入出力ビジネスロジック及びWeb-UIを備えた個別のビジネスアプリケーションを提供可能となりました。勿論、全てのデータは一旦Data Lakeに格納されるので、後続のSoI処理の基盤としても利活用可能となります。

ビジネスアプリケーション

 日本瑞友が考えるプラットフォームはData Lakeの延長上にあり、データを一旦格納した後にビジネス処理を実施するので、ニア・リアルタイムなビジネスアプリケーションに向いています。応用可能なビジネスアプリケーションとしては以下の様な用途です(データを貯めこんだ後、数か月から数年後にはAIを利用した分析に繋げられる事が重要)

  • ドキュメント管理
  • ドキュメント承認フロー(Option)
  • 在庫等の簡易照会業務

サンプル・アーキテクチャ

 ニア・リアルタイムレスポンス要求を満たす、ビジネスアプリケーション・プラットフォーム・基本アーキテクチャ

ビックデータ解析 – データ・アナライシス・サービス

 データ分析は、何らかの目的を持って行なわれます。従って、分析を始めるにあたっては、出てきた結果が目的に沿うものかの正しい判断が求められます。そのために以下の3つを理解しておく必要があります。

  1. 分析しようとする問題そのものについての理解
  2. 分析手法についての理解
  3. 分析結果に対する判断力

1. 分析しようとする問題そのものについての理解

 データサイエンティストは、なぜ分析をするかという理由やその問題点について、正しい現状認識をしていなくては意味がありません。数学者や統計学者なら、データさえあれば何らかの手法や複雑な処理計算によって、それなりの結果を導くことができるでしょう。しかし、そもそもそのデータの意味やその背景にある状況などがわかっていなければ、分析方針を出すことができません。データをどのように取得し、データの前処理はどうするか、どのような分析をすればよいかなどの試行錯誤をしなくては、決して有益な結果を得ることはできません。企業の課題は、いかなる優秀な外部のデータサイエンティストより、その企業の担当者が最もよく知っているということを忘れてはなりませんし、逆にいえば外部のデータサイエンティストは、まずはその企業の課題整理をすることから始めるべきであり、コンサルタント的な立場でデータ分析に臨むべきだと思います。

2. 分析手法についての理解

 分析手法については、データサイエンティストなら当然のことながら熟知している必要があります。統計ソフトやデータマイニングのソフトを用いれば、どんなデータを入れてもそれなりの結果がクリックするだけで出ます。しかし、正しく分析手法を理解していないと、明らかに間違ったデータ処理をしていたり、相応しくない手法で分析をしたりしていても、その誤りに気づきません。後で述べるはずれ値や異常値の処理や、アンケートデータとログデータによる分析条件の違いなど、一切考慮しなくてもあたかもそれらしい結果が出てしまうために、重大な間違いに気づかないことがあるので注意が必要です。

3. 分析結果に対する判断力

 そもそも結果が出たときに、どのようなアクションを起こすかを想定しておく必要があります。概ね予想通りの結果が出る場合と、予想外の結果が出る場合があるわけですが、予想通りであればアクションを大きく変更する必要はありません。しかし、予想外の結果が出た場合は、それに対してどのようなアクションを取るべきかの判断が非常に重要になります。データの取得方法や処理方法が間違っていたのかもしれないし、分析手法が間違っていたのかもしれない。データも方法も間違っていないとすれば、そもそもの仮説が間違っていたということになり、そこでは方向転換を余儀なくされることもあるでしょう。想定外の結果が出たときこそ、柔軟に頭を働かせて様々な可能性を考えるべきだと思います。

サービス概要

 本サービスは、企業内データサイエンティストが実現したい”コト”を支援するサービスです。具体的にはカタログ化されたデータセグメントをサイエンティストの要求に応じて必要データ(複数カタログ)へのアクセス法を提供すると共に分析支援するサービスです。またデータを評価した上でML/AI組込みサービスも提供致します。

提供サービス

  • 受注分析サービス
  • 発注分析サービス
  • 原価分析サービス
  • 在庫分析サービス
  • IoTデバイス分析サービス
分析サービスサンプル:受注データ分析&在庫照会

 RT-Lakeのベース機能であるData Platformのバケット(S3)に収集した、各種マスタ、受注トランザクション、在庫トランザクション等をカタログ処理してQuickSightへシンプルに表示致します。
尚、ログイン情報は下記お問合わせか頂くか、担当営業にご連絡くださいませ。

お気軽にお問い合わせください。03-5806-1921受付時間 9:30 – 17:00 [ 土日・祝日除く ]

お問い合わせはこちら お気軽にお問い合わせください。

マイクロサービス

 「マイクロサービス」とはDX時代の高速ウェブアプリケーション開発を支えるAPIマッシュアップ技法を使った開発手法。それがどのようなものかを一言で定義するなら、「複数の独立した機能を組み合わせることで、一つの処理を実現するアーキテクチャ」であると言えます。ポイントは、一つの処理を実現するのが一つの機能ではなく、複数の機能であるというところです。

マイクロサービスのメリット

 3層構造中心のレガシーシステム、一つのビジネスロジック内でコンポーネントが複数存在し、UIはコンポーネントを呼び出す(API)ことで成立していた。また各コンポーネントの関連は密結合であり、DevOpsを進めていく上で局所化した改変を実施することが出来なかった。

 一方マイクロサービスでは分割されたビジネスロジックがそれぞれ疎結合となり、UIはビジネスロジック単位を呼び出す(このAPIを”マイクロサービス”と言う)ことで、API数減少及びAPIの連鎖を意識することなくUIは開発が進められるようになる。マイクロサービス化するメリットは独立性、保守性、拡張性、可用性、再利用性で真のDevOpsを支えます。

デザインパターン

 マイクロサービス利点を実現するためには、ひとつひとつのシステム構成要素に対する細かなデザインパターンの適用が必要となります。言い換えると、マイクロサービスを適用したシステムとは、「複数のデザインパターンの集合体」です。